パラ陸上女子走り幅跳び 中西は表彰台届かず

2021/08/28 12:10

中西麻耶=7月11日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場(撮影・吉田敦史)

 東京パラリンピック第5日の28日、国立競技場で陸上女子走り幅跳び(義足T64)があり、2019年世界選手権女王の中西麻耶(阪急交通社、兵庫県伊丹市在住)は5メートル27で6位にとどまった。4度目のパラリンピックで初の表彰台を目指したが、かなわなかった。 関連ニュース トランポリン事故で車いす生活から、女性唯一の日本代表に 64年の東京パラリンピック 本大会とは別に「第2部」が存在していた アシックスが“木”のシューズ 隈研吾氏とコラボ、限定発売

 自己ベストが5メートル70の中西は1本目に失敗すると、2本目に5メートル12。3本目も失敗し、4本目は4メートル93と伸ばせなかった。
 メダルの獲得ラインが5メートル79に上がって迎えた5本目に、この日最高の5メートル27をマーク。最終6本目はまたしても失敗に終わった。
 中西は大分県出身。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨春に故郷を離れ、大阪のコーチの指導を受けやすい伊丹市に移った。武庫川河川敷などで練習を重ねていた。
【特集ページ】東京パラリンピック2020

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