東京パラ車いすテニス女子単 上地が初の決勝進出

2021/09/02 13:12

車いすテニス女子シングルス準決勝 オランダのアニク・ファンクートを下して決勝進出を決めた上地結衣=2日午後、有明テニスの森センターコート(撮影・吉田敦史)

 東京パラリンピック第10日の2日、有明テニスの森公園で車いすテニス女子シングルス準決勝が行われ、第2シードの上地結衣(三井住友銀行、兵庫県明石市出身)が第3シードのアニク・ファンクート(オランダ)を6-2、6-2のストレートで破って決勝に進み、銀メダル以上を確定させた。3大会連続3度目のパラリンピック出場で、決勝進出は初めて。 関連ニュース 東京パラ卓球女子 友野有理の最大の理解者、姉稜子さん 「支える」理学療法士に 「個性は魅力」高音と低音の“両声類”シンガー悠以さん オリパラの公式映像に出演 「批判されないことが第一に」五輪組織委職員、内幕明かす

 上地は明石商高3年時の2012年ロンドン大会で初出場。16年リオデジャネイロ大会でシングルス銅メダルに輝いた。東京大会では開会式で聖火への最終点灯者を務めた。ダブルスは1日の準決勝で敗れ、3位決定戦に回った。
 上地は3日のシングルス決勝で第1シードのディーデ・デフロート(オランダ)と対戦し、日本女子初の金メダル獲得を目指す。
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