社会人野球三菱West コーチの津野氏、監督に
2021/12/16 15:17
三菱重工West新監督の津野祐貴氏(チーム提供)
社会人野球の三菱重工Westは16日、コーチの津野祐貴氏が監督に昇格すると発表した。来季から指揮を執る34歳の新指揮官は「伸びしろがある若い選手たちの良さを引き出し、一緒に成長して日本一を目指して取り組んでいきたい」などとコメント。2年半指揮した前監督の山口敏弘氏(59)は社業に専念する。
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津野氏は東福岡高から日体大に進み、2009年に入社。遊撃手として活躍し、通算10度出場した都市対抗大会では18年の準優勝に貢献した。20年からコーチを務め、三菱重工神戸・高砂を母体とする再編1年目のチームを支えた。
退任する山口氏は東洋大姫路高出身で同社OB。監督として1997年の日本選手権を制覇した。19年夏に20年ぶりとなる現場復帰を果たし、今年のプロ野球ドラフト会議で広島の2位指名を受けた森翔平投手、ロッテ5位の八木彬投手らを育てた。
22年の新体制も発表し、松原匡志外野手と主将の森山誠捕手が引退。それぞれコーチとコーチ兼アナライザーとなり、波多野優内野手はコーチを兼任する。来季、中日2軍バッテリーコーチとなる小田幸平氏が務めたヘッドコーチは設けず、兼任コーチだった守安玲緒投手はプレーに専念する。(有島弘記)