ヴィッセル神戸・山口、扇原とのコンビ復活に「わくわく」 キャンプで「分かり合えてる」
2022/01/26 22:12
昨季のけがを受け、体のケアにも気を配りながら開幕に備える神戸のMF山口=和歌山県上富田スポーツセンターⓒVISSEL KOBE
J1神戸の元日本代表MF山口が26日、和歌山キャンプの練習後にオンライン取材を受け、「ずっと来てほしかった選手。わくわくしている」とC大阪やロンドン五輪でコンビを組んだMF扇原の加入を喜んだ。
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31歳の山口が一つ上で、ともにC大阪の下部組織で育った。2015年までダブルボランチを担い、「久しぶりでも、お互いにやりたいことは分かり合えてる」(山口)。昨年の基本布陣は中盤がダイヤモンド型のため、インサイドハーフでの共演も考えられる。
山口は昨季、神戸移籍後初めてけがで6試合を欠場した。「右足を捻挫したまま出た」とかばいながらのプレーで左足を痛めたそうだ。
例年はオフも休まずに体を動かしてきたが、「2週間ほどサッカーから離れた」と山口。体のケアや休息の取り方を見つめ直し、今季の過密日程に備えてきた。
屈指のボールハンターながら、神戸では3季で14得点と攻撃センスも光る。「守備は継続して、いろんなところから点が取れるようになればいい。自分も昨季以上の得点とアシストを」と攻守でフル回転を誓った。(山本哲志)