新加入のDF槙野 新天地にW杯代表6人「すごく濃い時間」 J1神戸2次キャンプ
2022/02/03 19:35
神戸に加入し、真剣な表情でトレーニングに励むDF槙野=神戸市西区、いぶきの森球技場(c)VISSEL KOBE
お祭り男が、新たな挑戦に胸を高鳴らせている。J1神戸に加入した元日本代表DF槙野が3日、いぶきの森球技場(神戸市西区)での2次キャンプ中にオンライン取材を受け、「毎日の練習もピッチ外も、ものすごく濃い時間を過ごせている」と充実した表情をのぞかせた。
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34歳の槙野は2012年から在籍した浦和を昨季限りで契約満了となり、新天地に神戸を選んだ。2018年のワールドカップ(W杯)ロシア大会で共に戦ったDF酒井やFW武藤らには「普段の練習からかなりバチバチやってる」と聞いていたといい、「実際の印象もすごくポジティブ」と語る。神戸ではFW大迫、MF山口もW杯経験者で、ロシア組は元スペイン代表MFイニエスタも含めると総勢6人に上る。
菊池や山川、小林ら若手センターバックたちの姿にも目を見張る。「何かを引き出してあげなきゃと思ったが、逆に学ぶべきものが多い。誰と組んでも楽しみなコンビネーションができる」と槙野。今後の実戦で連係を深め、昨季以上の堅守を築いていく。
試合ごとにテーマを決めてファンを招待する「MAKINOシート」の企画を発表するなど、エンターテイナーぶりも早々に発揮。「まずはピッチで輝いている姿を見せながら、いろいろやっていきたい」と今後の展開に思いを巡らせた。(山本哲志)