ヴィッセル神戸、ホーム開幕戦もドロー 攻めに迫力欠き、2分け1敗に

2022/02/26 18:00

今季初勝利を逃し、悔しげな表情で観客にあいさつするイニエスタ(中央)、大迫勇也(右から2人目)らヴィッセル神戸イレブン=26日午後、ノエビアスタジアム神戸(撮影・小林良多)

 サッカーの明治安田J1リーグ第2節第1日の26日、ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でアビスパ福岡とのホーム開幕戦に臨み、0-0で引き分けた。神戸はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の影響で前倒しされた浦和レッズ戦を含めて3戦を消化したが、2分け1敗の勝ち点2にとどまっている。 関連ニュース ヴィッセル神戸の「お祭り男」槙野、有言実行の同点弾 古巣浦和とドロー 引退の大久保嘉人、ヴィッセル時代を語る「神戸がなかったらW杯出られてない」 ヴィッセル「イニエスタシステム」裏目に 新戦力、本職以外での起用で不発 痛恨の黒星発進

 神戸は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ主将が満を持して今季初先発。日本代表FW大迫勇也、武藤嘉紀は開幕から3戦連続で2トップを組んだ。
 豪華なメンバーをスタメンに並べた神戸だが、前半はボールを支配しながらも福岡の激しい守備に苦しみ、0-0で折り返した。後半はイニエスタのパスから佐々木大樹が決定的なチャンスを迎えるが、シュートは枠を捉えられず。汰木(ゆるき)康也、扇原貴宏と相次いで新戦力を投入したものの攻めに迫力を欠いた。終盤は福岡にセットプレーやクロスから危うい場面を作られたが、GK前川黛也がファインセーブで失点を防いだ。
 この日は「神戸新聞デー」として入場者に号外が配られ、ブランケットの無料配布などもあった。

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