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ヴィッセル神戸のエンブレム
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ヴィッセル神戸のエンブレム

■名古屋2-0神戸

 試練の船出だ。神戸は新加入の即戦力3人が先発したが、本職以外での起用に応えられず、チームも連動性を欠いた。浦和から移籍したMF汰木(ゆるき)は「課題が多い試合。ちょっとバラバラだった」と敗戦をかみしめた。

 ボタンのかけ違いが生じた。コンディションが整わず、大黒柱のMFイニエスタが欠場。トップ下には汰木が入ったが、中央の密集に埋もれた。キャンプではひし形の中盤左を主に務めていたという26歳のアタッカーは「慣れないポジションだったが、もっと打開しなきゃいけなかった」と反省しきり。横浜M時代のボランチから1列前に上がったMF扇原は、後半に決定機を阻止したとして一発退場を食らった。

 DF槙野の右サイドバック起用も不発だった。セットプレーでこそ怖さを見せたが、対面の名古屋FWマテウスに終始苦戦。何度も鋭いアーリークロスを放り込まれ、うち一つが失点につながった。歴戦の元日本代表センターバックは「メモリアルな試合を勝利で飾りたかった」と、J1通算400試合出場の節目に複雑な表情を浮かべた。

 大事な初戦で「イニエスタシステム」とも言える布陣が裏目に出たが、「時間がたてば良くなる手応えがある」と三浦監督。過密日程の中で連係を深めながら、昨季後半の完成度に近づけていく。(山本哲志)

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