ヴィッセル神戸　ウクライナ国旗のＴシャツで入場　平和祈り、鹿島選手と

　サッカーの明治安田Ｊ１リーグ第４節第１日の１１日、ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸（神戸市兵庫区）で鹿島アントラーズと対戦した。試合前、ウクライナの平和を祈り、両チームの選手がウクライナ国旗をあしらったＴシャツを着て入場。「ＳＴＯＰ　ＷＡＲ」と書かれた看板の前で両チーム一緒に記念撮影した。 関連ニュース ロシア軍侵攻、ウクライナの母は電話で泣き崩れた　怒る男性「お母さんの声を死ぬまで忘れない」 「子どもに戦争見せたくない」日本で暮らしたウクライナ人女性、徒歩でポーランドへ「あしたも見通せない。どうか、力を」 神戸に暮らすウクライナ人女性、母国の家族気遣い眠れぬ日々「兄は戦いに参加するのでは」

　神戸の三木谷浩史会長は、ロシアの侵攻を受けているウクライナ支援のため、１０億円を寄付。会長兼社長を務める楽天グループでも「ウクライナ人道危機　緊急支援募金」を受け付け、１１日現在で８億円を超えている。（山本哲志）