リュイス新体制のヴィッセル 2日、初陣の京都戦「ファンと勝利味わいたい」
2022/03/31 17:05
初陣に向けて意気込みを語る神戸のリュイス監督=神戸市西区、いぶきの森球技場(C)VISSEL KOBE
明治安田J1リーグ第6節第2日の2日、スペイン人のリュイス新監督が就任した16位神戸(勝ち点4)は、本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)に14位京都(同5)を迎える。リュイス監督は「激しく、集中して練習してきた。ここでファンと一緒に勝利を味わいたい」と初陣での今季初白星を誓う。
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神戸は、開幕から4分け3敗でクラブワーストの開幕7戦未勝利。三浦淳寛前監督に代わって21日から指揮を取るリュイス監督は、リーグ中断中に2部練習も含めて実戦的なトレーニングを重ねてきたという。「可能なかぎり試合で起こるシチュエーションを再現し、感覚や考え方をつかんでいきたい」と説明する。
選手も新体制での巻き返しを図る。「想定していなかったスタートだが、一番の責任はピッチに立つ自分たちにある」とイニエスタ主将。一方で「今でもトップクラスのチームであることを疑わない」と自信を取り戻すことの大切さを訴えた。
昇格組の京都とは、12年ぶりのJ1での対戦となる。相手はチーム内の新型コロナウイルス感染拡大による活動停止明けでメンバーは不透明ながら、MF山口副将は「全員がハードワークしてくる。それに負けないぐらいやらないといけない」と久々の関西ダービーに意欲を燃やした。(山本哲志)