INAC神戸勝利も優勝決定は5月に持ち越し サッカー女子WEリーグ

2022/04/29 15:53

INAC神戸-広島 前半、2得点したINAC神戸の田中(中央)=撮影・秋山亮太

 日本初のサッカー女子プロリーグ「Yogibo WEリーグ」は29日、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸などで第19節第1日があり、首位を走るINAC神戸は3-2で8位広島に競り勝った。2位三菱重工浦和が引き分け以下ならINACの初代女王が決まったが、浦和が2-0で新潟に勝利したため、優勝決定は5月の次戦へ持ち越しとなった。 関連ニュース 「サッカー好きだけど忘れる時間も必要だった」 バセドー病と闘う元なでしこ、復活への歩み 丸山桂里奈さん、ミニゲーム中に夫・本並健治さんが指摘「体動いてないよ」 INAC神戸社長 主力が相次ぎ退団した経緯を語る「マイナス3と考える」

 本拠地・神戸での今季最終戦に臨んだINACは、前日に誕生日を迎えたばかりのFW田中美南が前半に2得点を挙げて勝利。開幕から続く無敗記録を「16」(14勝2分け)に伸ばした。一方、後半は相手に攻め込まれる時間帯が続き2失点。今季リーグ戦で初めて複数失点を喫した。
 INACは5月4日に広島広域公園第一球技場で広島と、浦和は5月3日に新潟市陸上競技場で新潟と再び顔を合わせる。

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ