INAC神戸OG、澤穂希さんサプライズ登場 5月・国立でキックイン「来場待ってます」 サッカーWEリーグ
2022/04/29 17:25
試合終了後、澤穂希さん(右から3人目)がサプライズで登場しINAC神戸の選手たちと記念撮影する(撮影・秋山亮太)
サッカー元日本代表でINAC神戸OGの澤穂希さんが29日、本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)での今季最終戦後、サプライズでピッチに登場した。5月14日に東京・国立競技場で実施するホーム最終戦のキックインセレモニーを行うことをサポーターの前で発表し「待ってます」と来場を呼び掛けた。
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澤さんはなでしこジャパンのエースとして長く活躍し、2015年にINACで現役引退。WEリーグ初となる国立での一戦を盛り上げようと、当日のセレモニーでは11年ワールドカップでともに日本の世界一に貢献した宮間あやさんと共演する。
引退後は「娘と公園でボールを蹴るぐらい」といい「練習して行きます」と気合十分。新設されたプロのWEリーグについて「選手みんながプロ意識を持ち、勝利にこだわってやっている」とたたえた。
この日、古巣は後半に押し込まれる展開となったが「(3-2で)勝ち切ったことを評価したい」とエールを送り、かつてともにプレーした高瀬や中島らと笑顔で記念写真に納まっていた。(長江優咲)