KYOGOお帰り! 古橋、サッカー日本代表戦で神戸凱旋「プレーで恩返しを」

2022/06/09 19:06

かつての本拠地で行われた公開練習で、笑顔を浮かべながらランニングする古橋(中央)=ノエビアスタジアム神戸

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 昨年7月、J1神戸からセルティック(スコットランド)に移籍した日本代表のFW古橋が9日、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で10日のガーナ戦に向けて最終調整し、懐かしむように芝の感触を確かめた。
 ノエスタでの代表戦は昨年6月のセルビア戦以来。前回は神戸の選手として先発したが、新型コロナウイルス対策で無観客試合だった。ガーナ戦は満員に近い大観衆が予想され、「こうやって神戸でプレーできるのも何かの縁。だからこそ、ピッチに立って自分のプレーで少しでも恩返ししたい」と願う。
 先発した6日のブラジル戦はシュート1本に終わり、得意の裏への抜け出しも封じられた。「(相手の)反応が早かった。コンマ数秒。それが裏を取れるか取れないかの差」と課題を肌で感じたという。「自信を持ってボールを引き出し、もっとゴールに向かっていかないといけない」。数々の思い出深いゴールを刻んできた地で、あいさつ代わりの「KYOGOAL(キョウゴール)」を見せる。(山本哲志)

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