ヴィッセル選手とサポーターが「糸電話」で交流!? 公開練習で“斬新”サービス

2022/06/14 16:20

糸電話を使ってサポーターと交流する神戸のDF山川(左)とGK前川(左)=神戸市西区、いぶきの森球技場

 J1神戸は14日、神戸市西区のいぶきの森球技場で行った公開練習後、糸電話を使ったユニークなファンサービスに初めて取り組んだ。 関連ニュース 【写真】低迷続くチームの勝利願い…照明消えたスタジアムに「銀河」 全国各地へ、いい時も悪い時もヴィッセルと日本代表励まし続け…50歳、名物サポーター突然の悲報 ヴィッセル、永井氏の強化責任者起用に波紋 三木谷会長「セカンドチャンスを」

 コロナ禍で選手とサポーターが直接触れ合えない中、ファンクラブ担当スタッフが古くて新しい手法を発案した。GK前川黛也とDF山川哲史が糸をぴんと張った紙コップを持ち、抽選で選ばれた約15人と距離を取りながらの通話を楽しんだ。
 山川は13日に高校の同級生との入籍を発表したばかりとあって、「皆さんに祝ってもらいました」と笑顔。前節札幌戦でプロ初ゴールを決めた24歳は「もっとゴールを決められるよう頑張ります」と誓っていた。
 小さい頃の記憶がよみがえったという前川も「いいアイデア。めっちゃパワーをもらえた」。誕生日のファンにキーパーグローブをプレゼントするサプライズもあり、受け取った女性(45)は「一対一で会話できてうれしいし、最高の誕生日になりました」と喜んでいた。(山本哲志)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ