「本当のサッカー知れた」 U-20女子W杯でMVP獲得、18歳INAC浜野の成長と手応え

2022/09/20 06:00

U-20女子W杯で大会最優秀選手に選ばれたINAC神戸のFW浜野まいか=神戸市東灘区の神戸レディースフットボールセンター

 誰よりも濃密な1カ月間を過ごして帰ってきた。サッカー女子プロ、WEリーグのINAC神戸のFW浜野まいかは、8月のU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)コスタリカ大会で最優秀選手(MVP)に輝いた。「受賞はみんなのおかげ。サッカーを楽しんでいる姿が評価されたのかな」。「ヤングなでしこ」のエースストライカーは、屈託のない笑顔で我が道を行く。(長江優咲) 関連ニュース INAC神戸 FW浜野まいかを獲得「チームの勝利に貢献」 サッカーWEリーグで独走V INAC、強さの源泉とは 「サッカー好きだけど忘れる時間も必要だった」 バセドー病と闘う元なでしこ、復活への歩み


 圧倒的なスピードを武器に全6試合に出場し、4ゴールを挙げてU-20日本代表の準優勝に貢献した。フランスとの準々決勝ではPK戦をものにするなど、総力戦で決勝まで勝ち進み「チームスポーツっていいなと。本当のサッカーを知ることができた」という。
 MVP受賞時には準決勝で対戦したブラジルの選手からも祝福を受け「サッカーが好き」という純粋な心は国境を超えた。INACからともに参加したMF天野紗(すず)も「高いレベルを目指して切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と、浜野に刺激を受けた。
 「囲まれた時、落ち着いて相手の足の出どころを見ることができた」と手応えを得た一方で、「1対1の強さでは負け、世界との差を感じた」と浜野。10月に開幕する2季目のWEリーグは先発出場を勝ち取り、2桁得点を目標に掲げる。天真らんまんな18歳は「チームを勝たせる選手になりたい。もっと成長します」と力を込めた。

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