「一丸」ヴィッセル神戸、ノエスタで3年ぶりの公開練習 イニエスタ「残り5戦、五つの決勝戦」

2022/09/25 19:40

公開練習の冒頭、集まったサポーターにあいさつする神戸の吉田孝行監督(中央)ら=ノエビアスタジアム神戸

 厳しい残留争いを続けるJ1神戸は25日、本拠地ノエビアスタジアム神戸で練習を一般公開し、2585人のサポーターが駆け付けた。同会場での練習公開は2019年12月以来。吉田孝行監督は「難しい状況を一丸となって乗り越えたい」と意気込みを語った。 関連ニュース ヴィッセル神戸、奇跡の残留劇「ボクシングで盛り上げた」 イニエスタが新ブランド立ち上げ サッカーシューズ、本社は神戸 名前には『縁(en)』入り 大迫2発「存在感が半端ない」 ヴィッセル神戸、復活のエースが危機救う

 15分ハーフの紅白戦を行い、けがの影響で日本代表を外れているFW大迫勇也らが白熱したプレーを繰り広げた。ただ、主力MF飯野七聖が右脚を痛めて担架で運ばれ、状態が心配される。前節G大阪戦で負傷退場したDFトゥーレルは別調整。1カ月以上離脱中のイニエスタも合流できず、復帰はずれ込みそうだ。
 神戸は2連勝で13位に浮上したが、下位との差はわずか。公開練習の最後に主将としてあいさつしたイニエスタは「残り5試合は五つの決勝戦。各自ができることを最大限やることが重要」と語った。(山本哲志)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ