ヴィッセル神戸 GK飯倉が退団 失点恐れぬ果敢なプレー、最後の言葉も「スタイル」貫く
2022/11/09 14:30
J1神戸のGK飯倉大樹=神戸市西区、いぶきの森球技場
サッカーJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸は9日、GK飯倉大樹(36)が契約満了で退団すると発表した。足元の技術に優れ、歯に衣(きぬ)着せぬコメントでもチームを鼓舞した背番号18は「神戸に来て3年半が経ちました。皆さんは、僕の言動やプレーでハラハラドキドキされたと思います。そんな中、たくさん応援して頂き、本当に幸せでした。ヴィッセル神戸は、ワールドクラスの選手や日本代表の選手を多く揃え、日本サッカー界やファンを盛り上げるチームであります。素晴らしい選手とプレーし、タイトルを獲れたことを嬉しく思います」とつづった。
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横浜市出身の飯倉は、横浜Mの下部組織を経て2005年にトップ昇格。19年夏に神戸入りすると、2020年元日の天皇杯全日本選手権決勝でゴールマウスを守り、クラブの初タイトルに貢献した。その後はGK前川黛也との守護神争いを繰り広げ、今季はリーグ14試合に出場した。J1通算288試合出場。
バルサ化を掲げる神戸において、時に失点のリスクを犯しても積極的にボールを運ぶプレーは「飯倉チャレンジ」とも称された。「僕はヴィッセルの『スタイル』をつくりたいと思って来ました。ファン、サポーターが見ていて楽しく、勝っても負けてもこれが『ヴィッセルだ』と言えるものをつくりたかった。常に勝ち続けるための『スタイル』をつくりたかった。今までチームに対して求め、発言してきました。誰かが言わないと変わらないし、きっかけにもならない。だから僕は言い続けてきました。親父の小言はここまでです」と最後まで“らしさ”を貫いた。(山本哲志)