東京のケント・モリさんと豊岡から一緒にダンス 19、20日に5G基地局開局記念催し

2020/12/07 05:30

ケント・モリさん(豊岡市提供)

 城崎国際アートセンター(兵庫県豊岡市城崎町湯島)で19、20日、世界的ダンサーのケント・モリさんを招いて子どもたちとダンスパフォーマンスをするイベントが開かれ、市が参加者を募集している。同センターに第5世代(5G)移動通信システムの基地局が開局されることを記念して、東京・渋谷の5G拠点と中継。豊岡と渋谷に集まった小学生が同時にモリさんからダンスを学び、パフォーマンスを披露する。(石川 翠) 関連ニュース 東京のロボット手術、神戸から遠隔操作に成功 神戸大など国内初の実験 5Gで500キロつなぐ 5G、地域スポーツに新風 高精細映像を送受信、遠隔地から指導 県など実証実験 企業、自治体の参入相次ぐ ローカル5G、何ができる?

 5Gは現在の第4世代(4G)の最大100倍の通信速度で、2時間の映画を3秒でダウンロードできるとされており、国が整備を進めている。
 同センターに開局するのはKDDI(au)の基地局で、但馬では初めて。14日に利用が始まる。アーティストの滞在型制作拠点となっている同センターで活用してもらおうと、同社が協定を結んでいる同市に開局を持ち掛けた。
 通信速度を体感してもらうため、東京と豊岡で同時にダンスをするイベントを企画。モリさんは米国の人気歌手マドンナの専属ダンサーを務めるなど世界で活躍している。
 募集するのは両日参加できる市内在住の小学生20人。ダンス経験は問わない。19日午前10時~午後6時にレッスンを受け、20日正午~午後1時に披露する。20日はモリさんらが「AR(拡張現実)ダンス」を踊る。
 ダンスの参加希望者は9日(観覧希望者は11日)午後5時までに申し込みフォームから送る。市大交流課TEL0796・21・9016

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ