新温泉町長選 平沢剛太氏(無新)「町の停滞感を変えたい」 候補者第一声

2021/10/27 05:30

平沢剛太氏

 任期満了に伴う兵庫県新温泉町長選と町議選(定数16)は26日告示され、5日間の論戦がスタートした。町長選に立候補したのは現職の西村銀三氏(72)と元町議の平沢剛太氏(48)で、いずれも無所属の一騎打ちとなった。 関連ニュース 新温泉町長選 候補者の横顔 西村銀三候補(72)=無現 新温泉町長選 候補者の横顔 平沢剛太候補(48)=無新 20年後も安心し暮らせる町に 佐用町長選で庵逧氏が5選

 第一声の要旨は次の通り。
 地域を担う若者が帰ってこられる町を目指したい。新温泉町は今、閉塞(へいそく)感や停滞感に包まれている。それを変えたい。その思いでこの場所に立っている。
 人口が減少し、二つの町の合併後、整理してこなかった公共施設は同じ規模の市町に比べて4割も多い。問題を顧みずにいれば町が縮む。子どもたちの大きな負担になる。働き盛りの48歳。しっかりとした実行力を持ち、この町を前に進めたい。
 浜坂地域では、駅前商店街の振興が手付かずのままだ。浜坂認定こども園の建て替え問題は、どの候補地にもメリットとデメリットがある。少子化が進む中、新しい園を建てる場合は定員の在り方や広域からの受け入れ、交通の利便性などを考える必要がある。こうした条件を整理し、町民の声を聞きながら、あるべきこども園の姿、まちづくりについて考えたい。
 地域の問題を早く解決するためにも、町長の重責を担いたい。

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