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平沢剛太候補(48)=無新
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平沢剛太候補(48)=無新

 31日に投開票される新温泉町長選は現職と新人の一騎打ちとなった。立候補した平沢剛太候補の主張と横顔を紹介する。(末吉佳希)

■若者が魅力感じるまちに

 「今やらなければならないことを進めたい。そういうチャレンジだ」

 町の停滞に強い危惧を持つ。公約は、若者がUターンしやすいまちづくり。若者にとって魅力的なまちにすることが、地域の維持につながると信じる。

 ふるさと教育の充実や、「故郷で働く」イメージを持ってもらうインターンシップ制度の新設などを重要課題とする。

 「住む場所や働く場所はあるのか」という人も多いが、ハウスメーカーと連携して「空き家バンク」を活用すれば移住先を確保できる。高齢化が進む地域では事業者も人手不足で、「潜在的な雇用はある」とみる。

 新型コロナウイルスによる「地方分散」の流れを受けた企業誘致にも意欲を燃やす。コロナ後の観光振興として、旧温泉高校の跡地を、イベント会場や小型無人機ドローンの基地に、とも提案。「若い商工事業者は面白いアイデアを持っている。その熱を活用したい」と語る。

 本格的に政治家を志した根幹には町職員時代の経験がある。日々の業務を通じて住民にサービスを提供できるが、自分の管轄外の事業では難しい。「役場全体をプッシュしたい」と2017年に町議に立候補し、当選。故郷の将来のため、町に対してさまざま提案を行ってきた。

 大事にしている言葉は「ろうそくは身を減らして人を照らす」。苦しい思いをしてでも、町や住民の未来のため力になる覚悟だ。趣味のマリンスポーツやスキーは、「忙しくて最近はできていない」。子ども2人。週末には得意の料理で家族を喜ばせる。

【特集ページ】新温泉町長選

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