ヒマワリ満開?!休耕田を黄金に染める 朝来で見頃
2021/11/13 05:30
黄色いヒマワリの花が一面に広がる=朝来市和田山町野村
兵庫県朝来市和田山町野村の県道273号沿いで、休耕田を活用したヒマワリ畑が見頃を迎えている。畑3面にわたりびっしりと、まるで黄色いじゅうたんのように美しく咲き誇っている。
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地元住民でつくる「野村農地・水・環境保全会」が、畑の役割や休耕田に関心を持ってもらおうと、2019年から育てている。同会は地区内5カ所で季節の花を植える花壇を設けるなど、地域の環境や景観維持に取り組む。
ヒマワリは種をまく時期をずらすことで遅く咲かせることができ、県道沿いの休耕田3カ所、計約2千平方メートルに広がる。同会会長の足立和仁さん(65)によると、今年は驚くほど生育が良く、過去3年で一番の出来栄えという。
足立さんは「長く続く新型コロナウイルス禍の中だが、鮮やかな黄色を見て和んでもらえれば」と話す。見頃は11月下旬まで。
観覧は自由。(竜門和諒)