日本海彩る3500発の大輪 浜坂ふるさと夏まつり花火大会、3年ぶり開催
2022/07/19 05:30
日本海の夜空を彩る花火=新温泉町芦屋
兵庫県新温泉町芦屋の浜坂県民サンビーチで17日夜、「浜坂ふるさと夏まつり花火大会」が3年ぶりに開かれ、約3500発の大輪が日本海の海上を彩った。観客は、砂浜に腰掛けたり寝そべったりしながら幻想的な夜空に見とれていた。(末吉佳希)
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地元自治区などでつくる実行委が、16~18日の3日間にわたる宇都野神社(同町浜坂)の例祭「川下祭り」の本宮で行っている。町内のほか、京阪神や鳥取県などから過去最多規模の約5万人が集まった。
花火は午後8時から約1時間、浜坂漁港の防波堤から次々とカラフルな閃光(せんこう)が打ち上がった。惑星や動物、花などを表現したユニークな花火が続き、10号玉が約30連発するフィナーレでは、大迫力の音とともに黄金色の大輪が夜空いっぱいに広がり、観客は拍手や歓声を上げるなどして見入っていた。
たつの市から家族と訪れた小学2年の男子児童(8)は「花火の振動が体に響くくらい近くで見れた。花火師さんありがとう」と喜んでいた。