北海道留寿都村×養父市、姉妹提携40年 給食の「なかよしカレー」一緒に食べたよ 野菜と蛇紋岩米を互いに提供
2022/10/17 17:50
留寿都村から提供を受けたジャガイモやニンジンなどを使ったカレーライス。給食として児童に提供された=大屋小
兵庫県養父市内の小中学校と義務教育学校で13日、北海道留寿都村から提供されたジャガイモ、ニンジンなどを使ったカレー約1800食が給食で出された。同市が留寿都村と姉妹都市交流を続ける縁で実現。大屋小学校(同市大屋町山路)では留寿都小とオンラインで結び、交流しながら食べた。
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旧養父町と留寿都村は、1981年に姉妹提携をした。互いの小学生が行き来するなど交流を続けている。昨年に提携40年を迎え、今年9月には留寿都村で記念式典が開かれた。その際に、同村からジャガイモ120キロ、ニンジン30キロ、タマネギ100キロの提供を受けた。
養父市も蛇紋岩米150キロを同村に送った。そこで互いの給食で「やぶ&ルスツなかよしカレー」を出すことを企画した。
この日は、佐藤ひさ子村長や山下吉正副市長も参加して、交流を行った。カレーを食べた大屋小5年の男児は「ニンジンに甘さがあって、普段とは違っておいしかった」と喜んでいた。(桑名良典)