千葉ロッテ「黒豆ナイター」 始球式に丹波篠山市の女性「ストライク投げたい」
2021/07/01 05:30
中森投手直筆のサイン入りボールを贈られた杉本りんごさん。中学・高校時代はサウスポーの投手として活躍した=丹波篠山市役所
兵庫県丹波篠山市は、7月6日にプロ野球千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム(千葉市)で開催される冠協賛試合のファーストピッチセレモニーで、投手役として丹波篠山市の会社員杉本りんごさん(28)を選んだ。
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同試合は「日本農業遺産認定記念 丹波篠山市 黒豆ナイター」。地元出身の中森俊介投手が在籍するロッテと今春、地域連携事業スポンサーシップ契約を結んだ縁で実現した。公募には14人が応募。中高時代にソフトボール部でピッチャーを務めた経験や、黒豆卸の老舗「小田垣商店」に勤務している点などが評価された。
杉本さんはプロ野球ファンで、セ・リーグでは阪神タイガース、パ・リーグではロッテを応援。「始球式で投げるのは夢だった。プロのマウンドは緊張するが、ぜひストライクを投げたい」と意気込む。勤務先の社長には「黒豆のこともしっかり広めて」と激励されたという。
ファーストピッチは午後5時半ごろ始まる試合開始前セレモニーの一環。大型ビジョンに中森選手のメッセージ映像や丹波篠山の魅力を発信する動画も放映される。グラウンド内では酒井隆明市長らが、同球団のチアガールと一緒にデカンショ踊りも披露する。(堀井正純)