映える新メニュー「モコモコ丼」 ユニトピアささやま
2021/07/04 05:30
透明なクローシュの中は煙が充満し、中身は見えない=ユニトピアささやま
もくもく、煙の中のお料理は? 兵庫県丹波篠山市矢代の保養施設「ユニトピアささやま」のレストランに3日、遊び心ある新メニュー「モコモコ丼」が登場した。皿の中身は、地元特産の黒豆入りハンバーグを使った「ロコモコ丼」だが、「インスタ映え」する演出でテーブルを盛り上げる。(堀井正純)
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ロコモコ丼は、ご飯の上にハンバーグと目玉焼きを載せ、肉汁から作ったグレイビーソースをかけたハワイ料理。新メニューは、即席の「薫製ロコモコ丼」で、皿を覆うドーム形のクローシュ内にスモークが満たされているのがポイントだ。
客の前で、給仕役のスタッフが、クローシュを持ち上げ開くと、白い煙が立ち上り、中から料理が現れる。煙の「モクモク」と「ロコモコ」の語呂合わせで、スタッフらが愉快な料理名を考案した。
薫製に使うウッドチップは、施設内の桜の枝を再利用した自社製。テーブルにスモーキーな香りが漂って、食欲をそそる。黒豆ハンバーグはもともと人気メニューの一つで、そこに温泉たまごやアボカド、トマト、サラダなどを加えた。
「玉手箱のようでしょう。食べるとおじいさんになるのではなく、元気になる?」とスタッフはいたずらっぽく笑う。
1400円。提供は平日午前11時半~午後1時45分、土日祝は午前11時半~午後2時45分。同施設TEL079・552・5227