「黄金色の大イチョウ」そびえる多宝塔と高さ競う 丹波篠山の古刹・弘誓寺
2021/11/21 05:30
多宝塔と高さを競う大イチョウ。弘誓寺は飛鳥時代に開かれたとされる古刹だ=丹波篠山市宇土
塔より高く大イチョウ-。境内にそびえる多宝塔と競うように、天へと伸びたイチョウが色づき、“黄金色の季節”を迎えた。古くから「宇土の観音さん」と親しまれてきた兵庫県丹波篠山市宇土の古刹・弘誓寺(こさつ・ぐせいじ)の巨樹である。
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高さ約20メートル。幹回りが5メートルほどあり、樹齢数百年と伝わる。これからが見頃とみられる。境内の中心で光を浴びて輝く姿は存在感たっぷりだ。
深まる秋。やがて大イチョウを中心に、辺りの地面は、舞い落ちた葉で黄一色に染まる。(堀井正純)