丹波市内の中学部活２３日まで中止に　学校施設の市民利用も

　兵庫県丹波市は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中学校の部活動を２３日まで中止することを決めた。１７日夕の対策本部会議で明らかにした。 関連ニュース わずか３人の行方不明者　娘が語る２７年の喪失感「サヨナラのない別れ」　今も心にいるのに… 学級閉鎖、休校　第６波直撃　コロナ陽性者急増「預け先ない」「入試への影響心配」 兵庫県が「まん延防止」国に要請へ　週内にも正式決定

　部活動は練習試合を含め、全て見合わせる。期間は２１日までとしていたが、２３日まで延長する。小中学校の体育館やグラウンドの市民の利用も同日まで中止。少年少女スポーツ団体には、活動自粛を検討するよう求めた。
　２０、２１日にある市立看護専門学校の入学試験では、濃厚接触者と認定された受験者に、別室会場を用意。前日までに受けたＰＣＲ検査で陰性▽無症状で、当日に３７・５度以上の発熱がない▽公共交通機関を使わず会場まで来る－の条件を満たせば、別室受験ができるとした。
　一方、県の新型コロナ対策適正店の認証を受けた店舗には同一テーブル４人以内の会食を、非認証店では同一グループ４人以内を、それぞれ要請するとした。
（真鍋　愛）