春色カクテル、ほろ酔い気分に 大吟醸酒に香る野の花は?丹波篠山の町屋バーが創作

2022/04/12 05:30

今西さんが創作したカクテル「春、かほる」。「春の香水」を思わせる=丹波篠山市河原町

 春色カクテルをどうぞ-。兵庫県丹波篠山市河原町の古い町家を改装したダイニングバー「條鐡庵(じょうてつあん) ファインフード&バー」で、バーテンダー、今西泰之さん(40)が地酒を生かした新作カクテル「春、かほる」を創作した。ベースの日本酒は、市内の蔵元「鳳鳴酒造」の大吟醸。菜の花が香り、色は春めいたレモンイエローだ。「春の訪れをカクテルで表現した。丹波篠山の夜を楽しんで」とアピールする。ほろ酔い気分で城下町を歩けば、はらり桜花が舞い降りる。(堀井正純) 関連ニュース 「中生」「生中」ビール中ジョッキ なんて呼びますか? かつて喫茶店の定番メニュー「キューピット」って何!? 大正7年創業、67年前に神戸から消えたバー「サンボア」 創業の地に復活


 今西さんはバーテンダー歴約20年。「ホテルオークラ神戸」(神戸市)で修業し、30歳で独立。神戸・三宮でバーを7年間営んだ。バーテンダーの大会で入賞経験もある実力派。これまで数々のオリジナルカクテルを手掛けてきた。
 新作のベースになるのは、菜の花を漬け込み、香りを移した大吟醸酒。グレープフルーツピールの自家製シロップやアブサン、レモンジュース、ニガヨモギの苦味酒を加え、シェークする。飾り付けに、グラスの縁に湯通しした緑のスナップエンドウを添え、出来上がり。
 「篠山の春の野の香りをイメージした。春のカクテルというと、桜のモチーフが多いが、あえて菜の花など野菜にした。さっぱりと爽やかな味わい」とPRする。1杯1400円。4月末までの期間限定。
 今西さんは「秋には黒豆を使って、丹波篠山の名前を冠したカクテルも作るつもり」と意欲を語る。
 バーは、国重要伝統的建造物群保存地区の一角にある築約100年の町家を改装し、昨年11月にオープン。新鮮な果物や野菜、ハーブやスパイスと酒を組み合わせて作るカクテルやスコッチ、米国伝統の肉料理などを提供する。月曜定休。同店TEL090・3377・7735

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