黒枝豆の農園にお化け屋敷出現!?好評で今年も 丹波篠山のグリーンデイズファーム

2022/10/06 05:30

「グリーンデイズファーム祭り」の宣伝ポスターを手にした細見さん(左)と上本さん=丹波篠山市風深

 黒枝豆専門農家の上本浩之さん(43)の農園兼直売所「グリーンデイズファーム」(兵庫県丹波篠山市風深)に7日から、本格的な「お化け屋敷」が出現する。昨年秋に初めて試み、好評だったことから、イベント企画会社で全国を巡業する細見均さん(44)と再びタッグを組んだ。2人は「地元の秋の名物になれば」と意気込んでいる。 関連ニュース 黒枝豆畑の中から「うらめしや~」 同級生同士でお化け屋敷企画 丹波篠山 食べ出すととまらない 名産「黒枝豆」のシーズン到来 丹波篠山で販売解禁 黒枝豆の新品種「ひかり姫」本格栽培へ 人気の「丹波黒」元に兵庫県が開発、茶色い斑点も少なく

 「グリーンデイズファーム祭り」と銘打った企画で16日まで。昨年は週末限定だったが、今回は平日も催す。玉入れゲーム、缶落としゲームの屋台も設け、週末にはたこ焼き、焼きそば、りんごあめも販売する。
 2人は地元のサッカークラブで知り合い、中高時代は同級生。上本さんは2ヘクタールの畑で黒枝豆を栽培しており、10月には特産品を求め、直売所へ多数の客が訪れる。
 お化け屋敷は昨年、新型コロナウイルス感染拡大で興行が激減していた細見さんに、上本さんが「何か一緒にイベントができないか」と打診し、実現した。大型テント内に、迷路のように通路を設け、おおかみ男などの怪物、お化けが待ち受けるレトロな雰囲気が持ち味となっている。
 「夏のデカンショ祭が今年も中止になり、名物のお化け屋敷も出店できなかった。季節は違うが、子どもらに楽しんでもらえたら」と細見さん。
 同祭りの営業は平日午後3~7時、土・日・祝日午前11時~午後7時。お化け屋敷の料金は幼児400円、小中高生500円、一般600円。
(堀井正純)

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