「ガンバレ!東播磨高野球部」駅や役場に応援幕

2021/02/04 05:30

山陽電鉄別府駅の南側入り口に掲げられた横断幕=加古川市別府町朝日町

 第93回選抜高校野球大会に向け、21世紀枠で出場する東播磨高校(兵庫県稲美町中一色)野球部にエールを送る懸垂幕や横断幕が3日、東播地域の駅や役場に相次いで登場した。初めて土を踏む甲子園での躍進と、はつらつとしたプレーを期待して、地域を挙げた応援ムードが高まる。 関連ニュース 感染者専用病棟に勤務の看護師が感染 明石市立市民病院 県内初、コロナ差別防止へ条例制定へ 加東市 クラスターの病院で新たに陽性 東播地域で3人感染 新型コロナ

 同県加古川市別府町朝日町、山陽電鉄別府駅の南側出入り口には、縦約50センチ、横約5メートルの横断幕がお目見えした。校名と共に、大きな文字で「祝 ガンバレ!!」と添えられている。
 利用客や地域住民と一緒に盛り上げようと、同電鉄が準備。同校の大会出場中は掲げ続けるという。同電鉄営業課の男性(41)は「みんなの期待を胸に、悔いのないプレーを見せてほしい」と話す。
 稲美町も4階建て庁舎の壁面に、出場を祝う懸垂幕を取り付けた。高さ11メートル、幅約1メートルで、町は1月29日、出場決定の知らせを受けてすぐに発注。3月末まで掲げるという。
 町役場を訪れた同町内の女性(69)は「地道に頑張って、町に活気を与えてくれた。1勝して、いい春にしてほしい」。町教育委員会の山本勝也・生涯学習担当部長(57)は「懸垂幕を見て、選手への力強い応援をお願いしたい」と呼び掛ける。(門田晋一)

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