加古川・尾上公民館が独自ポイントカード作成　幅広い世代来館目指し

　兵庫県加古川市尾上町池田の尾上公民館が、幅広い世代に気軽に利用してもらおうと、独自のポイントカード「ＯＫカード」を作り、１日に運用を始めた。来館ごとにスタンプ１個を押してもらい、３０個ためると、館内の喫茶店で使える食事券や、文房具などが当たる抽選に参加できる。 関連ニュース 神戸・長田に独自のポイントカード　顧客の体質など登録 テスト・プリント８８８枚、卒業生に返さず廃棄　加古川市の小学校 明石でコロナ９人感染　新型コロナ　

　カードは大人用（高校生以上）とキッズ用（中学生以下）の２種類で、大人用は年４回、キッズ用は年３回の抽選を予定している。それぞれ特賞から３等まで用意。大人用は館内の喫茶店「わかば」で使える５０～５００円相当の食事券、キッズ用は最大５００円相当の文房具などが当たる。
　カードの発行には、１枚５０円が必要。ヨガや英会話教室など同館主催の講座に参加すると、スタンプ２個を押してもらえる－などの仕組みもある。使わない食事券は、わかばを運営する障害者就労支援施設「わかば学園」への寄付も可能。カードの発行申し込みに居住地域は問わない。
　木村浩一館長は「公民館がオリジナルのポイントカードを作るのは他に聞いたことがない。カードをきっかけに足を運んでほしい」と話す。
　同館ＴＥＬ０７９・４２３・２９００
（千葉翔大）