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テスト・プリント888枚、卒業生に返さず廃棄 加古川市の小学校

2021/04/02 16:50

 兵庫県加古川市教育委員会は2日、同市立小学校で、3月に卒業した6年生37人のテストなど計2331枚を返却せず、うち888枚を廃棄していたと発表した。担任の男性教員は「返す時期を逃してしまった」と話しているという。同校は全家庭を訪問し、謝罪した。

 市教委によると、男性教員は卒業式後、理科のテスト37枚、学習プリント814枚、なわとび練習カード37枚を燃えるごみに出していた。テストは採点して児童に返却後、再度集めていたが、学習プリントは採点してから返していなかった。

 新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校期間中の課題1443枚も、返却していなかった。

 3月30日に保護者から「返ってきているプリントが少ない」と学校に連絡があり、判明したという。(斉藤正志)

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東播

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