また歌える日のために 演歌歌手がレストランを開店 加古川

2021/07/26 05:30

レストランをオープンさせた歌手の晴香うららさん=加古川ウェルネスパーク

 兵庫県加古川市在住の歌手晴香うららさんが、同市東神吉町の複合施設、加古川ウェルネスパークで、レストラン「BENTO&CAFE MAHALO(ベントウアンドカフェ マハロ)」をオープンさせた。かつて弁当店を営んでいた経験を生かし、手作り弁当をメニューの中心に据えた。新型コロナウイルス禍で歌手としての仕事が激減する中、晴香さんは「また歌える日まで、ここで頑張りたい」と前を向く。(広岡磨璃) 関連ニュース 創業112年の味「買えない駅弁」と言われても人気 兄弟2人で切り盛りする駅弁店 「人を疑うのは、つらい」困った人のための“無料食堂”に高額弁当を大量注文?2カ月で200食 店主の苦悩 肉をもみこんでレンジでチン…それだけでふっくら仕上がる謎!「うちのごはん 肉おかずの素」の秘密に迫る

 晴香さんは三重県出身。20代から十数年、加古川市内で弁当店を経営していたが、音楽への熱意を実らせ、2007年にキングレコードから演歌歌手としてデビューした。「551蓬莱(ほうらい)のアイスキャンデー」のCMでも歌声を披露する。
 年間200回以上のステージやイベントに出演するなど精力的に活動していたが、コロナ禍で歌の仕事がほぼゼロに。配信ライブなどで活動を続けながら、経験を生かし、同市尾上町の事務所前で手作り弁当を販売していた。
 一方、同パークでは昨年8月にレストランが撤退。自主公演の相談のためパークを訪れた晴香さんは、後継テナントとして出店を打診され、「歌い続けていくためにも、コロナを乗り切らなあかん」と決意した。
 店名の「マハロ」はハワイ語で「ありがとう」の意味。ハワイは初の海外公演で訪れた思い出の地で、ファンや周囲への感謝の気持ちを込めた。
 7月10日にオープンし、弁当はメインから総菜まで、ほぼ手作り。日替わりの「健康応援MAHALO弁当」(400円)▽野菜たっぷりの「和風小町弁当」(550円)▽地元のブランド卵を使った「だし巻き弁当」(700円)-など、約10種類をそろえる。持ち帰り、店内飲食どちらも可能。ホットコーヒー(280円)やプリン(250円)も提供し、子ども向けに駄菓子コーナーも設けた。
 晴香さんは「お客さんがほっとできる場所になるよう、メニューに工夫を加えながら店を軌道に乗せたい」と話す。
 午前11時~午後3時。火曜休み。マハロTEL080・9280・8091

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ