ニシカワパンの「パニーちゃん」がロフトとコラボ メモ帳など3種類を限定発売
2022/03/22 05:30
3代目パニーちゃん
創業75年のニシカワパン(兵庫県加古川市)と生活雑貨店のロフト(東京都渋谷区)によるコラボレーション商品が、25日にデビューする。加古川市別府町緑町の商業施設、アリオ加古川に同日オープンする「加古川ロフト」で販売。知る人ぞ知るニシカワパンのキャラクター「パニーちゃん」をあしらった数量限定の文具などで、売り切れ次第、販売終了となる。(増井哲夫)
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ニシカワパンは1947(昭和22)年に加古川駅前で創業。兵庫県内を中心に、関西や中・四国の約千店にパンを出荷するとともに、加古川市と稲美町に3カ所の直営店がある。
コラボ商品は、山型食パンがデザインされたブロックメモ(385円)とミニレター(同)、ちょっとした贈り物などに使える「おすそわけ袋」(A5サイズ5枚入り、418円)の3種類。地元密着型店舗を目指すロフトが打診し、ニシカワパンを運営するニシカワ食品からパニーちゃんのデザインの提供を受けて商品化した。
今回のコラボデザインのポイントとなっているパニーちゃん。大きなリボンと黒い肌が特徴の初代(1960年~)、小麦を手にしたロングヘアーの少女の2代目(70年~)に続き、現在は2011年に誕生した3代目。デザインには3代目があしらわれている。
これまで「地元パン」を紹介する本の関連企画で、ロフトが複数の店のロゴとともにパニーちゃんのマグカップなどを商品化したことはあったが、ニシカワパン単独でのコラボ商品は今回が初めてという。
ニシカワ食品の太田秀和営業部長は「提案された時は驚いた。コラボ商品でパニーちゃんがさらに広く知られるようになれば、従業員一同うれしいし励みになる」と話す。
25~27日は午前9時~午後9時、その後は午前10時開店。加古川ロフトTEL079・437・6210(25日以降)