昨年10月に開業した大型商業施設「アリオ加古川」(兵庫県加古川市別府町緑町)に今月、生活雑貨の人気2店が出店する。18日に播磨地域最大の「無印良品」が、25日には県内4店目となる「ロフト」がそれぞれ1階にオープン。両店とも幅広い世代が集う地域密着型店舗を目指すという。
無印良品アリオ加古川は、売り場面積約1500平方メートルの大型店で、約7500種類の品ぞろえ。特に食品売り場は県内最大級で、酒などを除きほぼフルラインアップという。播磨地域の無印良品では初めて冷凍食品も扱い、お菓子の量り売りもある。このほか、さまざまなジャンルで活躍する地域住民と連携して行うイベント「つながる市」も開催する予定。
加古川ロフトは、売り場面積約730平方メートル。ワンフロアに買い回りしやすいレイアウトで、文具や健康雑貨、バラエティー雑貨など計約1万7千種類の商品を展開する。県内のロフトは神戸、西宮、姫路市にあり、今回が4店目。新規出店は2009年の姫路ロフト以来13年ぶりとなる。「半歩先の商品展開で、地域の人に足を運んでもらえる店づくりを目指す」という。
営業時間は両店とも午前10時~午後9時(18~21日と25~27日は午前9時開店)。アリオ加古川TEL079・435・3161
(増井哲夫)