陵南中の放送部が全国へ 2年連続Nコン出場 校則テーマ、女子生徒「靴下三つ折り」に焦点 加古川
2022/07/31 05:30
NHK杯全国中学校放送コンテストに出場する陵南中学校の放送部員=陵南中学校
8月6日から開かれる「第39回NHK杯全国中学校放送コンテスト(Nコン)」のテレビ番組部門とアナウンス部門に、陵南中学校(兵庫県加古川市野口町水足)放送部員が出場する。先輩から受け継いだ取材の蓄積などを武器に、県大会を勝ち抜いた。部員たちは「全国優勝して多くの人に見てもらいたい」と気合十分だ。(児玉芙友)
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同コンテストは、NHKなどが主催。アナウンス▽朗読▽テレビ番組▽ラジオ番組-の4部門がある。7月上旬に開かれた県大会で、テレビ番組部門7点の中から、同部の作品が2年連続で最優秀賞に選ばれた。52人が出場したアナウンス部門も、村上葵さん(15)が優秀賞を獲得。いずれも全国への切符を手にした。
全国大会のテレビ番組部門には、校則をテーマに取材、編集に取り組んだドキュメンタリー作品「三つ折りよさらば」を出品する。
同校放送部は、昨年から女子生徒の「靴下三つ折り」という校則に焦点を当てて取材を続けてきた。それをまとめて昨年の全国大会に出品したところ、優良賞に輝いた。その後、さらに生徒総会でこの校則を変えようとする議論が盛り上がったという。
今回の作品はその流れを受けた続編で、校則改定に向けて活動する生徒たちを放送部員の2、3年生計12人が取材した。8分間の動画では校則の内容や教育委員会とのやりとり、有識者の声を織り交ぜ、多角的に紹介。生徒の生の声などから、生徒目線で校則が考えられていないと指摘した。石川莉都(りと)部長(15)は「優勝すればたくさんの人の目に触れる。作品が、理不尽に見える校則について考えるきっかけになってほしい」と話す。
アナウンス部門の村上さんは「部活動の地域移行」をテーマに、ネットで情報を集めたり、生徒にインタビューを重ねたりして、400字の原稿にまとめた。村上さんは「両部門で優勝したい。私たちの発するメッセージが、見た人の興味や関心につながればうれしい」と意気込んだ。