鼻息で演奏する「鼻笛」、爬虫類モチーフに制作 陶芸作家の森田さん作品展

2022/08/05 05:30

鼻笛などの個展を開く陶芸作家の森田なつみさん=加古川市平岡町土山

 兵庫県加古川市在住の陶芸作家、森田なつみさん(42)による陶器の鼻笛の作品展が5日から、同市平岡町土山のカフェ「喫茶と画廊 gecko(ゲッコー)」で開かれる。主に爬虫(はちゅう)類をモチーフにした鼻笛10点以上が並ぶ。23日まで。(増井哲夫) 関連ニュース コープこうべ、農産物の生産開始 三木市の農業法人を子会社化「産地のモデルに」 全国高校女子野球 淡路会場でも開会式、25日まで計20試合予定 蒼開は逆転で初戦を突破 津名の応援団、ねぎらいの拍手「ここまで連れてきてくれた」 高校野球兵庫大会、準々決勝で敗退


 鼻から息を出して鳴らす楽器で、口笛を吹く時の要領で音程を調節する。海外では「ボカリナ」「ノーズフルート」などと呼ばれ、陶器のほかにプラスチック製や木製もある。
 森田さんが鼻笛に出合ったのは約半年前。たまたまインターネットで鼻笛作家のインスタグラムを見つけた。「どうやって音が鳴るんだろう?」。京都市立芸大(美術学部工芸科)時代に授業でオカリナを制作したことがあり、構造が知りたくてプラスチック製のボカリナを購入。ネットの画像なども参考にしながら、見よう見まねで作ってみた。
 初めての作品はトカゲ。かなり大きいサイズで、最初はうまく音が出なかった。そこで今年4月、演奏活動をしている「阪神はなぶえ会ぴーひゃら」のイベントを訪ね、代表の平井雅也さん(59)=同県川西市=に「作ってみたんです」と作品を見せたという。平井さんが試すと見事に音が鳴り、こつを教えてもらった。
 以降、平井さんに口のフィット感や穴の角度について助言をもらうなどして試行錯誤を重ね、カメやヘビ、クモなど約20点の鼻笛を制作した。いずれも竹炭と作品を一緒に焼く手法で、黒みがかった渋い色に仕上げられている。
 「陶器の笛は独特のきれいな音が出る。造形の自由度が高いのも魅力で、いろんなアイデアを試してみたい」と森田さん。鼻笛のほか、サボテンやコケを入れる鉢も展示する。
 正午~午後5時。水・木曜定休。一部の作品は販売も行う。6、7日(いずれも午後2時からと同3時半からの2回)には、平井さんらによる鼻笛ライブもある。ゲッコーTEL078・585・9774

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