【これまでのあらすじ】

　兵庫各地（ひょうごかくち）をめぐり、但馬（たじま）の香美町（かみちょう）でコザクラを見（み）つけたマル。桜子（さくらこ）の待（ま）つ神戸（こうべ）での再会（さいかい）を約束（やくそく）し、マルは丹波（たんば）を通（とお）って宝塚（たからづか）へ。そこで出会（であ）った三匹組（さんびきぐみ）の猫（ねこ）と一緒（いっしょ）に〈旧福知山線（きゅうふくちやません）の廃線跡（はいせんあと）〉をたどり、トンネルの奥（おく）でネコの仙人（せんにん）を発見（はっけん）。仙人（せんにん）の言（い）うことには「淡路島（あわじしま）を目指（めざ）すのじゃ、マル」。

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