ニャーン! マルだよ。兵庫五国を巡る最初の冒険物語「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」を応援してくれて、どうもありがとうございました。新聞での連載が終わってからもたくさんのお便りをもらって、オレも仲間たちも励まされてるよ。4月から始まる続編を前に、寄せられた手紙やメールの一部を紹介します。
◆ ◆■マルの旅が自分と重なる
初めてマルを知ったのは実家の松山へ帰省した時でした。そのマルが兵庫県に上陸してきたからびっくり。私は結婚して神戸に来て、今は西宮に住んでいます。マルの旅が少しだけ自分の人生に重なります。時々、愛媛のことも思い出してくれたらうれしいです。マル、頑張れ!
(西宮市・デブ犬のママ)

マルとマルコム、コザクラとハチベエ(「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」)
■マルの陶芸作品でいっぱい
3年前に退職し、妻と陶芸を始めました。連載が始まって最初に作ったのは神戸に上陸し、パンをもらって旅に出るマル。次は赤穂ニャン士です。連載中の8カ月、とても充実した毎日を過ごすことができました。おかげで家の中はたくさんの猫でいっぱいです。マルの旅を通して、みんなが仲間になって平和に暮らしていく大切さを強く感じました。
(加東市・男性)
■音読してストレスを解消
「吾輩も“ネコ”である」。この書きだしから引きつけられました。登場人物(動物?)もチャーミングで優しくて勇ましくてとても魅力的です。月2回程度、家事の合間に集まって「かなしきデブ猫ちゃん」を音読し、日々のストレスを解消しています。朗読劇風のおさらい会ができたらいいなあと考えています。
(姫路市内の朗読サークル)
■ネコのかみさま、カッコよすぎ!
マルくん、元気ですか? ネコのかみさまはカッコよすぎです。どうやってずっとマルくんを見ていたんですか? さくらがさくころ、ぼくは1年生です。かみさまにおねがいしたら、たくさん字がかけるようになりますか?
(姫路市・6歳男子)
■土曜日の新聞、わくわく♡
デブねこちゃんへ。水上小学校へ来てくれてありがとうございました。毎週、土曜日の新聞を見てわくわくしていました。次はどこへ行くのかな?と、まちきれません。マルくん、大すき♡
(姫路市・小学生女子)
■一生懸命なマルに夢中
一筆申し上げます。友達と仲が良く、約束を守るために一生懸命なマルに夢中になっております。身近な場所が載る度に読む楽しさが増します。見るだけでほっこりする絵に毎回癒やされております。これからのマルの成長を楽しみにしております。ご健康にはお気をつけくださいませ。かしこ
(姫路市・小学生女子)
■かのうさんの絵に魅了され
お話の世界を温かみのあるタッチで表現する、かのうかりんさんの絵に魅了されます。鐘ケ坂隧道でのぴーちゃんとマルの祈りの姿は、何種類もの緑色が織りなす美しい名場面ですね。原画展の予定はありますか? 小野市には井上涼さんがデザインした「小野かっぱ」が暮らしているので、マルも会いに来てくれたらうれしいです。
(小野市・女性)
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