「かなしきデブ猫ちゃん」兵庫編のセカンドシーズンが、早くも今春からスタートすることになりました。「マルのはじまりの鐘」の最終回で、ほかの県や国を見たいとクールに旅立ったはずのマルが、なぜ再び兵庫を冒険するのでしょうか。マルの冒険はまだまだ終わらない!?
◆ ◆ 昨年12月17日に完結した「マルのはじまりの鐘」の最終回では「みんなで一緒に暮らそう」という桜子の誘いを断ったマル。さっそうと兵庫を後にしたはずが、旅は終わっていなかったのです。

「かなしきデブ猫(ねこ)ちゃん」続編(ぞくへん)への意欲(いよく)を語(かた)る早見和真(はやみかずまさ)さん=神戸新聞社
作者の早見和真さんは現時点の構想を同23日放送の神戸新聞フェスの番組インタビューで、少しだけ披露してくれました。
「兵庫を旅立ったはずのマルだけど、ある街でのちに親友となる人間の男の子に出会う。マルはその家で飼い猫としてぬくぬくと暮らしている、というところから次の物語が始まるんだ」
兵庫編ファーストの「はじまりの鐘」ではマルが14市町を巡りましたが、セカンドでは、まだ登場していない場所が数多く登場する予定です。
飼い猫となってしまったマルが、なぜ再び冒険の旅に出るのか。早見さんは「よりストレートなメッセージを伝える作品になるはず」と語っています。
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