深ヨミ

最後のレオポン ジョニーの死(番外編)

2021/05/12 22:00

※1985年7月19日付夕刊の記事から引用しています。




ヒョウとライオンの間で生まれた世界でただ一頭残る西宮市の甲子園阪神パークの〝珍獣〟レオポンのジョニー(雄)が十九日朝、老衰のため静かに息を引きとった。先月末、人間でいえば百十二歳にあたる二十四歳の誕生日を迎え、〝珍獣〟の世界最高記録を更新したばかり。獣医、飼育員らの手厚い介護とジョニーファンの子供らの愛情に支えられて天寿を全うした。悲報に駆けつけた近くの幼稚園児が早速、遺影の前でかわいい手を合わせていた。「さようなら、ジョニー」。




同パークの話では、この日午前八時ごろ、出勤してきた飼育員の班長が動物舎の中で横たわっているジョニーに気づいた。すでに冷たくなっており、同パーク動物病院の獣医が死亡を確認した。死亡推定時刻は同日午前五時ごろ。苦しんだ様子はなく、眠るような大往生だった。


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