深ヨミ

播磨の山城、構造が時代を先取り 県まちづくり技術センター・山上雅弘技術専門員

2021/08/22 05:30

 播磨地域に数多く残る山城跡の魅力や歴史に触れる、播磨学研究所の特別講座「播磨の山城」(神戸新聞社など後援)の第4回講座が21日、兵庫県姫路市西延末の市文化センターであった。県まちづくり技術センター技術専門員の山上雅弘さんが「播磨の山城概論」と題して講演し、「畿内に近くて交通も発達しており、時代を先取りした構造の山城が多い」と紹介した。



 講演では、戦国期以前の城は、戦の時だけ臨時的に築城された粗末なとりでが多かったが、白旗城(上郡町)や城山(きのやま)城(たつの市)は居館など複合的な機能を備えた本格的な城という。


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