180日間で1610万人もの入場者を集めた「ポートピア’81」。博覧会の主役となった32館のパビリオンは海や地球、情報システム、エネルギーなどをテーマにさまざまな出展内容で21世紀の未来像を表現し、人々の興味をかき立てた。
博覧会の基本理念を具現化したのが「テーマ館」。館全体を一つのタイムトンネルに見立て、立体展示やビデオ映像で海と人間の関わりを紹介した。極めつけは新たな情報システム「ハイ・オービス劇場」で、映像を通じた双方向会話を実演して見せた。
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