よく見るとカクカク…処理が間に合ってなさそう!? ブロックで組み立てられた「デジタルねこ」が話題に
2021/05/30 19:45
これが話題の「デジタルねこ」※藤原ハガネさん提供
和室の片隅にたたずむ可愛い猫ちゃん…かと思えば何だかカクカク。
ブロックで精巧に組み立てられた「デジタルねこ」がSNS上で大きな注目を集めている。きっかけになったのはボカロPの藤原ハガネさん(@fujitetsu8)の投稿。
まるで初期の『バーチャファイター』かのように絶妙なポリゴン風のその姿に、SNSユーザー達からは
「処理落ちネコ」
「CPU性能が足りない」
「異常に解像度が低いゲームのネコ」
「うちのアナログ猫より、デジタルねこちゃんの方がかわいいな…」
など数々のコメントが寄せられている。
このデジタルねこについて藤原さんにお話をうかがってみた。
◇ ◇
中将タカノリ(以下「中将」):このデジタルねこは何かの製品なのでしょうか?
藤原:元々実家で三毛猫を飼っているのもあって、家族全員三毛猫が好きなので、よく三毛猫のおもちゃを買ってくるんです。このデジタルねこはブロック玩具「ジェッカブロック」の三毛猫で、父が近くの本屋さんで2週間くらい悩んだ末に買ったみたいです。
中将:そんなブロックのブランドがあるんですね。組み立てにご苦労はなかったですか?
藤原:組み立てたのは父なのですが、10日くらいかかったみたいです。普段から機械いじりが好きな父がそのくらいかかってるので結構難しいんじゃないかと思いました。
中将:今回のご投稿に関連して「アナログねこ」も話題になりましたね。
藤原:アナログねこはメっちゃんというおばあちゃん猫です。10年くらい前、僕が中学生の頃に実家の納屋に住んでたのがいつの間にか飼い猫になっていました。元々野良だったせいかクールでワイルドな性格です。
中将:ご投稿に対し数々のコメントが寄せられました。今回の反響へのご感想をお聞かせください。
藤原:僕は普段ボカロ曲を作っているんですが、まさか音楽より先に猫でバズると思っていなかったので驚いています。ただ、デジタルねこを設計から僕がやったと勘違いしている方も結構多かったので、ちゃんとジェッカブロックさんの製品だということを広めて、ジェッカブロックさんの今後に繋がるようになるといいなと思います。
◇ ◇
ジェッカブロックは犬や猫など動物を中心としたレパートリーを持つブロック玩具としてファンの熱烈な支持を集めているブランド。猫だけでも三毛猫の他にトラ猫、タキシード猫、ペルシャ猫などさまざまタイプがあるので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
なお藤原さんは現在、『千変万花☆エゴイズム』という楽曲がヒットの兆しを見せており、ニコニコ動画の再生回数はなんと10万回目前。デジタルねこの注目に乗じてさらなる再生回数増加を期待したい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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