愛娘を抱く父を「写ルンです」で撮影→顔に影が落ちて意味深に→「行方不明の父の手がかり写真」にSNS爆笑
2022/10/15 20:30
「ママ教えて。パパはどんな人だったの?」「お父さんのことは忘れなさい!」そんな母子の会話が…(想像です、木本仮名太さん提供)
愛娘が誕生時に撮影した「写ルンです」を現像したら「行方不明の父を探すための唯一の手がかり」みたいな写真に…。Twitterユーザーの木本仮名太(@kimotokanata)さんの投稿が18万近いいねを集めて話題です。
そういえば、昭和の昔、家出人を捜索するヒューマンバラエティー番組があったっけ。家を出て帰らぬままの父の手がかりは1枚の写真だけ。「ママ、私のパパはどんな人だったの?」「お父さんのことはもう忘れなさい」。脳内にそんな母子の会話が…。
「年季が入った」ように見えるこの写真、実は撮影時期は2021年8月末。同月上旬に生まれた娘さんと木本さんの親子ツーショットです。ところが照明の位置からか顔全体に影が差しほぼ黒くぼかされるという意味深な1枚に。娘を抱くお父さんはどんな表情が読み取れず、Twitterユーザーの妄想がやみません。木本さんに聞きました。
ー奇跡の瞬間の現場は
「自宅リビングです。撮影者はパートナーで、親子ほのぼのを楽しみにしていたらインパクトのある写真ができあがったので驚いていました」
ー写ルンです効果でしょうか
「産婦人科のサービスで看護師さんが産後動けない母の代わりに赤ちゃんの写真を撮るというものがあり、インスタントカメラ限定でした。妻は初めて写ルンですを購入して出産に臨みました。看護師さんには娘の写真をしっかり撮ってもらいました。退院後も何枚か余ったため、特に深く考えず撮影したものです」
ーどう見ても昭和です
「撮影時娘が寝ていたためフラッシュを焚かなかったのですが、こんな印象の写真になるとは…。残念とかではなく味があって『Twitterで身内に見せたらウケるかも!』と投稿しました。いつもの投稿より拡散するかも、というくらいの気持ちでしたが、ここまでたくさんの方の目に触れるとは思っていなかったので驚きました」
図らずも奇跡の1枚を撮ってしまったパートナーさん。投稿が拡散する中で、木本さんのブログの中の娘さんの誕生を喜ぶ回があらためて読まれたことを喜んでいたそうです。
(まいどなニュース・竹内 章)