1・17追悼行事のろうそく 鎮魂へ新たに2万個

2013/11/21 15:07

ろうそくを作るボランティアら=21日午前、神戸市灘区摩耶埠頭(撮影・神子素慎一)

 阪神・淡路大震災から19年を前に、ボランティア団体「神戸・市民交流会」は21日、神戸市灘区の摩耶埠頭(ふとう)公園で、来年1月17日の追悼行事に使うろうそく作りを始めた。(上田勇紀) 関連ニュース 九州豪雨 被災地支援へ準備本格化 兵庫県内 子育て世代の防災冊子作製 神戸市とP&Gが協力 9カ国の行政職員 神戸・新長田のまちづくり視察


 三宮・東遊園地で開かれる「1・17のつどい」で、竹筒に浮かべて点灯する。この日は約10人が参加し、結婚式場などから譲り受けた使用済みのろうそくを鍋で溶かし、色とりどりの容器に注いで固めていった。
 2年前から手伝う兵庫県立大3年宮崎里咲(りさ)さん(20)=西宮市=は「震災は覚えてないけど、両親から聞いて育った。一つ一つに気持ちを込めて作りたい」と話した。
 2万個を作り、在庫を含め10万個を用意する。作業は12月12日まで、火・木・土曜に摩耶埠頭公園で。手伝える人を募っている。同会の山川泰宏さんTEL090・2383・8589

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