震災の教訓や知見を議論 4日神戸で国際シンポ
2019/10/02 12:19
来年1月に阪神・淡路大震災から25年となるのを前に、震災後の復興の歩みから得た知見や教訓について、国内外の有識者が議論し、共有する「減災復興国際シンポジウム」が4日、神戸市中央区脇浜海岸通1、国際健康開発センタービルで開かれる。
関連ニュース
1・17のつどい、コロナ禍で開催へ 実行委会見
全国初、校長と教頭の昇任試験廃止 年齢引き下げ「30代教頭」も 神戸市教委
兵庫県で新たに21人感染確認 1日 新型コロナ
兵庫県立大大学院減災復興政策研究科の主催。同研究科は、震災後に蓄積された危機管理や復興に関するノウハウなどを生かし、防災のトップリーダーを育成する目的で2年前に設立された。今春に博士課程が新設されたことを記念し、シンポを企画した。
米国イリノイ大名誉教授のロバート・オルシャンスキーさんとコンサルタントのローリー・ジョンソンさんの2人が「阪神・淡路大震災からの遺産」と題して特別講演。災害復興の在り方についてそれぞれ理論と実践の観点から話す。
パネル討論もあり、テーマは「震災から何を学び未来に伝えるのか」。ロバートさんとローリーさんのほか、震災復興まちづくりに携わった都市計画の専門家、小林郁雄さんと神戸大研究員の大西一嘉さんが登壇し議論を交わす。
午後1時半~午後5時。参加無料。同時通訳あり。メール(gensai@ofc.u‐hyogo.ac.jp)、ファクス(078・271・7202)で申し込む。減災復興政策研究科TEL078・271・3290
(金 旻革)