兵庫県内では１日、新たに１０歳未満～８０代の男女２１人の新型コロナウイルス感染が確認された。また神戸市と尼崎市は、９月２９日に感染を発表した計２人について、再検査で陰性と判明したため、届け出を取り下げた。県内の累計患者は２７３８人（うち死者５９人）となった。

　新規感染者の発表自治体別では、神戸市＝６人▽姫路市＝３人▽尼崎市＝４人▽西宮市＝５人▽県所管分＝３人。

　姫路市では、市内の県立学校に勤める５０代の男性教員が感染した。本人や学校の希望を理由に校名を公表していない。同教員は９月２８日に発熱があり、翌２９日まで車で出勤。濃厚接触者は同僚の教員１人という。

　西宮市発表分の２０代男性は、プロ野球阪神タイガースが３０日に感染を明らかにした１軍のチームスタッフ。尼崎市では、西宮市内の保育所に勤務する２０代男性の感染が分かったが、９月２６日から自宅で過ごしていたという。

　また県はこの日、９月末までに確認された感染者のうち、「健康福祉事務所管内」在住などとしていた患者７６人分の居住市町を公表した。（まとめ・井川朋宏）

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