紅梅が見頃 甘い香り、景色春めく 明石・御厨神社
2021/01/29 05:30
見頃を迎えた紅梅=明石市二見町東二見
春の到来を告げる梅の花が、兵庫県明石市二見町東二見の御厨神社で見頃を迎えた。ピンクや紅色の花が連なるように次々とほころび、甘い香りを境内に漂わせている。
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同神社には拝殿裏などに、白と紅の梅の木が約300本植えられている。35年ほど前、地元ライオンズクラブが梅の木を奉納したのが始まりという。
今年は紅梅が1月中旬から咲き始め、現在は7、8分咲き。昨今の陽気に誘われてか、ここ数日で一気に開花が進んだという。訪れた参拝者はカメラのレンズを向けたり、顔を近づけたりと、日ごとに春めく景色を楽しんだ。
これから咲き始める白梅は、2月下旬ごろに見頃を迎える見通し。中嶋邦弘宮司(73)は「新型コロナウイルスの影響で家にいる時間も増える。気分転換に見に来てもらったら」と話す。同神社TEL078・942・3461
(長沢伸一)