市立中学13校で卒業式 感謝を胸に新たな一歩 明石
2021/03/18 05:30
保護者がつくる花道を通って会場を後にする錦城中の卒業生ら=明石市上ノ丸3
兵庫県明石市内の市立中学校13校で17日、卒業式があった。3年間を共にした仲間、温かく見守ってくれた恩師や家族らへの感謝を胸に、2436人が新たな一歩を踏み出した。
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錦城中学校(同市上ノ丸3)では卒業式に先駆け、3年生の担任教諭らが制作した動画を会場の体育館で保護者向けに放映した。新型コロナウイルスでこの1年は行事の中止や縮小が相次いだことから、入学後の3年間の記録をスライドショーにしてまとめた。写真と動画で振り返る学校生活に保護者らはハンカチで目頭を押さえていた。
式典は来賓の出席を見送り、国歌や校歌は音楽のみ流すなど簡素化。永田浩史校長は卒業生57人に1人ずつ卒業証書を手渡し、「3年間は経験という名の財産。逆境をかみしめ、乗り越えることで多くのことを成し遂げられる」とはなむけの言葉を贈った。
卒業生代表の垣内陽成さん(15)は答辞でコロナ禍の1年を「当たり前が幸せだと知った」と述べ、「自分たちらしく笑顔満開でチャレンジし続けたい」と将来への意気込みを語った。
会場を後にした卒業生は、保護者がつくる花道と拍手を通って校門前へ。担任教諭に寄せ書きを渡し、学びやを背に笑顔で記念写真に納まっていた。(川崎恵莉子)