老いも若きも合唱披露 「音楽のつどい」に13団体 明石
2021/11/04 05:30
清らかな歌声を響かせる出演団体=明石市中崎1
兵庫県明石市内の中学高校や地域で活動する合唱団がステージに立つ「音楽のつどい」が3日、同市中崎1の市民会館であった。小学生や高齢者大学の学生らを含む13団体約300人が参加。さまざまなジャンルの楽曲を歌唱し、美しいハーモニーでホールを満たした。
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文化・芸術活動に励む市内の団体や個人が、日頃の練習の成果を披露する「明石市芸術祭」(明石文化国際創生財団など主催)の一環。新型コロナウイルスの影響で、音楽のつどいは2年ぶりの開催となった。
そろいの衣装や制服姿の出演者が次々と舞台に立ち、合唱曲をはじめ、童謡やポップス、バラードなどを披露。リズミカルに手拍子を打ったり、人形を登場させたりと会場を盛り上げる工夫も。マスクを通して鍛えた声量を響かせるグループも目立った。
小中学生約15人が所属する明石中央児童合唱団は、ミュージカル映画で知られる「サウンド・オブ・ミュージック」を発表。女児(11)は「英語版の歌詞をイメージしながら練習した。本番でもうまく歌えた」と笑顔で語った。(有冨晴貴)